お金持ちになりたという願望は、誰しも一度は持ったことがあり、一攫千金を夢見て起業する人、毎年必ず宝くじを買う人、はたまた、「お金持ちになる方法」というタイトルの動画を見まくるという経験がある方もいるかもしれません。
この記事では、お金持ちとは一体何なのか?から始まり、お金持ちと貧乏の違い、そして、お金持ちになるための方法までお金持ちに関してご紹介します。
ぜひ、関心がある人は読み進めてみましょう。
お金持ちに向けて、歩き出すキッカケになるかもしれません。
お金持ちとは何か?
「お金持ちになりたい!」
きっと、一度は考えたことがあるでしょう。
しかし、いくらお金があればお金持ちと言えるでしょうか?
世界を見わたすと多くのお金持ちが存在します。
世界のお金持ちは、どのような人なのか?お金持ちは、どのような生活をしているのか?
具体的な人物を紹介しながら、まずはお金持ちとは何かを解説していきます。
世界の長者番付
2019年3月、アメリカの大手経済誌「フォーブス」にて、今年で33回目となる、世界長者番付が発表されました。
ズバリ結果から紹介します。
第1位は、アメリカAmazon最高責任者であるジェフ・ベソス氏です。
その資産額は、1,310億ドルで、日本円で約14兆4100億円。
第2位は、アメリカMicrosoft創業者であるビル・ゲイツ氏です。
その資産額は、965億ドルで、日本円で約10兆6150億円。
第3位は、アメリカバークシャー・ハサウェイの最高責任者である、ウォーレン・バフェット氏です。
その資産額は、825億ドルで、日本円で約9兆750億円。
第1位、第2位のAmazonやMicrosoftは誰もが聞いたことがある企業ですが、第3位の企業は、あまり耳にしないかもしれません。
バークシャーハサウェイ社は、ウォーレン・バフェットが会長兼最高責任者を務める会社で、当初、綿棒紡績事業から始まり、現在では、色々な事業分野の企業を買収し、株式会社の形態をとった、投資ファンド会社と言えます。
ちなみに、日本人として上位にランクインしているのは、第41位で、ファーストリテイリングの柳井正氏です。
資産額222億ドルで、日本円で約2兆4420円。
第43位で、ソフトバンクの孫正義氏。
資産額216億ドルで、日本円で約2兆3760億円。
第69位で、キーエンスの滝崎武光氏。
資産額は163億ドルで、日本円で約1兆7930億円です。
この世界長者番付のランキングですが、実際に資産額を見ても、金額が大きすぎて、よくわからないというが、正直なところでしょうか。
ただ、共通して言えることは、自分で起業して会社を大きくした人がほとんどだということです。
そして、意外と生活が質素ということも、共通して言えることです。
私たちが想像するお金持ちは、プール付きの豪邸に住み、高級車を複数所有しているというイメージですが、そのような生活をしている人は、ほんのひと握りのようです。
次は、年収別のお金持ちにスポットを当て、実際に、どのような生活を送っているのか紹介していきます。
お金持ちの生活(年収別)
先ほどは、郡を抜いたお金持ちを紹介しましたが、次は、年収別にお金持ちのライフスタイルを紹介していきましょう。
「年収1,000万円」
収入で言うと、お金持ちを目指す人は、この年収ラインを目指すのではないでしょうか。
平均的なサラリーマンと比べると、余裕がある生活ができます。
しかし、税金面を考えると、実際の手取りの収入は、およそ700万円~800万円ほどです。
「年収3,000万円」
一般的に、お金の心配をしなくて済む年収レベルがこのラインでしょう。
住みたいところ、食べたいもの、着たいもの、旅行など、できないことが少なくなります。
この年収クラスには、外資系企業のサラリーマンの管理職クラス、もしくは経営者が多いでしょう。
収入を維持するには、働き続けなくてはならない場合が多く、時間の自由はないことが多いです。
もちろん、うまく仕組みを作ることができれば、時間の自由も手にすることができ、安定した収入を生み出すことも可能です。
「年収1億円以上」
年収が、1億円を超えている人となると、日本国内で会うことは少ないと言われています。
それは、短時間働くだけで大きなお金が入るようなビジネスモデルにしている人が多く、時間的な自由を手にしているため、日本国内に住み続けることはあまりないようです。
お金持ちと貧乏な人の3つの違い
お金持ちになりたいと思っても、なかなか簡単になれるものではありません。
その理由は一体何でしょうか?
お金持ちになりたいのであれば、その違いを知りたいと思うのが当然のことだと思います。
ここでは、お金持ちと貧乏な人の違いについて、3つの視点から分析してみようと思います。
安定か変化か
お金持ちの人は、変化を求める傾向が強いようです。
より良い考え方、
より良い行動、
より良い仕組み、
新しい挑戦や体験、
新しい人間関係など、
お金持ちは、
変化を求めるため、
失敗することも多いですが、
失敗から学んで、
より多い結果を得る可能性が
高くなります。
逆に、なかなかお金持ちになれない人は、変化を嫌います。
現状が心地良いため、状況を変えるのは大変だし、今のままでも生きてはいけるからと、新しい変化を避けてしまいます。
お金持ちになるためには、小さな変化から、挑戦していくことがポイントとなります。
いままでと違う帰り道を選ぶ、会社で新しい提案をしてみる、断捨離してみる、引越ししてみるなど、小さな変化を楽しめるようになるといいかと思います。
短期的視野と長期的視野
お金持ちの人は、時間的な視野がとても長期的です。
自分がほしいものを手に入れるために、どのくらいの時間と労力を掛ける必要があるか、考えることができるといいます。
しっかとりと計画を立て、コツコツと行動することができます。
逆に、貧乏な人というのは、時間的な視野が狭いと言われます。
自分が欲しいものは、「今すぐに欲しい」と、長いスパンで、コツコツと行動することができず、途中で諦めることが多いようです。
具体的か抽象的か
お金持ちになる人は、わかりやすいものを求めない傾向があります。
お金持ちは、誰も真似できないアイデアであったり、誰も真似できないビジネスやノウハウ、このようなものをお金に変えることが得意です。
ですので、わかりやすいものは、多くの人が真似できるため、差別化ができずに、結果的にお金を生むことが難しくなるということです。
貧乏な人は、いつでもわかりやすいものを求めます。
お金を儲けるためのノウハウも、できるだけ簡単に、そして楽して稼げるものを探します。
お金持ちになる人は、いろいろな事例や、自分のビジネスとは全く違うジャンルからヒントを得て、自分の仕事に当てはめることができます。
いろいろなことに対して、「どうして?」と、疑問を持つことが、抽象的に物事を考えるくせをつけるのに効果的だと言えるでしょう。
お金持ちになる3つの方法
それでは最後に、お金持ちになるための方法を解説していきましょう。
この方法は、いろいろなところで解説されていますので、ぜひともお金持ちになるための第一歩として実践して欲しい内容です。
支出を減らす
まず一番簡単な方法ですが、出て行くお金を減らすことです。
お仕事をして、収入がある人は、毎月一体どれくらのお金を使っているかを把握してみましょう。
お金がないというのが口癖になっている人は、無駄遣いをしている可能性が高いです。
そして、それが無駄遣いだと認識していません。
きちんと自分の支出を把握するために、領収証やレシートを取っておいたり、家計簿をつけたりと、何にいくら使っているかをきちんと把握するだけで、無駄が分かります。
そうすることで、無駄遣いが減り、その結果、貯金できるお金が増えることにつながります。
今では、スマホでも家計簿アプリがあるので、手軽に支出の把握はできるので、ぜひ試してみましょう。
収入源を見直す
毎月自分がいくら何に使っているのか、支出の管理ができるようになったら、次に考えることは、収入を上げるにはなにをしらいいか考えることです。
今は働き方革命と言われながら、副業を認める企業があったり、起業を勧める企業があったりと、働き方の幅がとても広くなっています。
今の仕事を続けならが、プラスアルファの収入を得る副業は、インターネットが普及した今、手軽に始めることができるようになりました。
代表的なもので言うと、転売やアフィリエイト、文書作成代行、株やFXなども、インターネットを使ってできる副業になります。
また、より高い収入を目指して、転職するというのも一つの方法です。
昔は、一つの会社に定年まで勤め上げるというのが一般的であったのに対し、スキルアップのためであったり、ヘッドハンティングであったりと、転職をすることが、もはや非常識でなくなっています。
お金持ちの思考に、変化を恐れないということがありましたが、理想する収入やライフスタイルを手に入れるために、転職という選択肢も視野に入れて見るといいかもしれません。
さらに、収入を上げるには、サラリーマンを辞めて、自分で起業することです。
世界の長者番付でも紹介したように、多くのお金持ちは、ほとんどといっていいほど、自分で起業して財産を築いた人です。
年収ベースで言うと、3,000万円以上の暮らしを望むのであれば、起業することは、最も実現の可能性が高い選択肢です。
起業へのチャレンジは、たとえ失敗したとしても、成功したとしても、貴重な体験となるはずです。
運用利回りを上げる
お金持ちになるための、3つ目の方法は、収入を上げて出来たお金にも働いてもらうことです。
それは、金融商品を活用して、その運用利回りを上げていくことです。
金融商品といっても、株式投資、債券投資、不動産投資、保険商品など、日々勉強して、少しでも利回りの良いものへ調整していきます。
ですので、投資というと、リスクがあるから怖いと、二の足を踏み続けるより、とりあえず、何の金融商品かを選択して、始めて見ることをお勧めします。
お金持ちになる秘訣
お金持ちになるための、3つの方法をご紹介しましたが、このことは、いろいろなところで紹介されている王道的な方法と言えます。
しかし私たちは、それでもなにか近道はないのか?コツはないのか?裏技を知りたがるものです。
そこで、これもいろいろなところで言われている、お金持ちになるための秘訣をご紹介します。
お金持ちの人と付き合う
これはよく言われることですが、仲のいい5人を思い浮かべて、その5人の平均年収が、あなたの収入と言われます。
お金持ちの人は、お金持ちの人とお付き合いをします。
お金持ちの近くにいて、話をしたり、行動を一緒にすると、お金持ちの思考になっていくようです。
これは、論理的な根拠がないため、きちんと証明はできませんが、はっきりと言えることは、お金持ちの思考回路は、少し違うということです。
お金や時間の使い方、人との付き合い方など、お金持ちの人と時間を共にすることで、その感覚を身につけることはお金持ちになるための近道と言ってもいいのではないでしょうか。
ちょっとしたリスクを取る
お金持ちの人は、リスクを取らないと、リターンがないことをよくわかっています。
お金持ちは、それを十分に理解しているため、自分にとって快適な生活や、環境からあえて外れるようなことをします。
その一つ一つは大なことではありませんが、リスクを少しずつ取ることで、少しずつでもリターンを得ることができるのです。
興味がない本を読んでいても、最初は苦痛でしょうがないのに、そこから新しいアイデアが生まれたり、いつもはいかない所に足を運んで、たまたま、普段は出会わないような人と会ったり、一見お金持ちになることと、直接は関係がないようなことも、小さなリスクを取ることを繰り返していくと、不思議と運が回ってくるようです。
世の中に、チャンスはたくさんあると言われますが、自分の興味のあることだけしか見ていないと、その範囲の中にあるチャンスしか掴むことができなくなります。
まとめ
いかがでしたか?
世の中にはたくさんのお金持ちが存在しています。
そのお金持ちを自分の将来とみるのか、最初から諦めるのかは自由ですが、お伝えしたとおり、お金持ちになるための最初の小さなステップは、いろいろなところで語られていることです。
少しでも現状より良くなりたいと考えるのであれば、3つの方法をぜひ試して、そこから起こる変化をぜひ楽しんでもらいたいです。