ネットワークビジネスの仕組みと概要。正しい判断の第一歩です!

ネットワークビジネスの仕組みと概要。正しい判断の第一歩です!ビジネス・仕事

ネットワークビジネスとは、「マルチ・レベル・マーケティング」という販売の仕組みを用いたビジネスを言います。

月間ネットワークビジネスという専門誌もあり、多くのネットワークビジネスが存在しています。

ネットワークビジネスは、違法なビジネスではありませんが、一般的に悪い印象を持つ人も多いようです。

ネットワークビジネスのことを正しく知らずに、その悪い印象だけが先行しているということも実際にあるようです。

この記事では、ネットワークビジネスの歴史や仕組み、メリットデメリットを解説していきます。

ネットワークビジネスとは?

現在、日本において、ネットワークビジネスの会社は、1000社以上あるといわれています。

世界最大のネットワークビジネスの会社であるアムウェイ社は、1979年に日本アムウェイとして誕生しました。

際者の販売員は、中島薫(なかじまかおる)氏によって広められ、80年代~90年代にかけて、ネットワークビジネスの市場が急速に拡大していきました。

そもそも、ネットワークビジネスの手法が生まれたのは、今から約150年、ニューヨークの小さな香水屋としてスタートしたエイボンという会社からです。

どうしてこのネットワークビジネスが広まったのか、その仕組みと、よく間違われやすい商法についても詳しく解説していきます。

ネットワークの仕組み

ネットワークビジネスの手法とは、商品を流通させる手法の一つです。

一般的な企業の場合、商品を企画して製造した後、テレビや雑誌などで、広告を打ちます。

それらを見た消費者が、興味を持ち、お店やインターネットを介して、商品を買っていきます。

一方、ネットワークビジネスの会社では、一切広告をせず、すべて販売員の口コミで商品を流通させます。

つまり、一般企業のように広告費がかからず、その分を販売員への報酬へ当てていきます。

この手法を使うと、販売員に報酬を支払っても、費用が余るので、商品の研究開発に回せます。

この仕組みで、商品の品質がどんどん上がっていきます。

ネットワークビジネスの商品は、ほとんどの場合、消耗品が多いです。

化粧品、サプリメント、日用品など、一般的な企業が扱っている商品も多数存在しています。

口コミで広げることができるように、商品の開発費にお金をかけることができる会社は、ネットワークビジネスをするうえで、とても有利だといえます。

ここまで聞くと、ネットワークビジネスというと、とてもよい販売手法で、誰もがメリットを受けることができる仕組みのように聞こえます。

しかし実際は、ネットワークビジネスにはネガティブなイメージがあります。

その理由は、「ねずみ講」という違法な販売の仕組みと、商品が広がっていく形がよく似ているからです。

ネットワークビジネスとねずみ講の違い

ネットワークビジネスは、先ほどお伝えしたように、合法的な販売手法で、「連鎖販売取引」に当てはまります

しかし、ねずみ講という仕組みは、実はとても恐ろしく、詐欺まがいの行為だといえます。

ネットワークビジネスとねずみ講の違いをより理解してもらうために、ねずみ講の仕組みを紹介しましょう。

会員になったYさんは、5代上の会員に、入会金として1000円送金することがルールです。

勧誘されたときに、「この仕組みを使えば、1000円払うだけで100万円になって返ってくるよ」と紹介者から言われます。

Yさんは、同じ手口で4人の人を紹介します。

Yさんから勧誘された4人は、更にそれぞれ4人ずつ新しい会員を勧誘します。

すると、Yさんの5代下の会員は、なんと1024人まで増えています。

Yさんは、5代下の入会金を1000円ずつ受け取れるので、1000円 × 1024人 =102万4000円を受け取ることができます。

特にリピート性の高い商品を、一度買わせることで、半永久的に使い続けさせることで、この仕組みを使って上の代の人は、お金を吸い上げていきます。

しかし、この仕組みがすぐに崩壊するのは、客観的に考えるとすぐにわかることです。

ネットワークビジネスのメリットとデメリット

次に、ネットワークビジネスの、メリットとデメリットを紹介します。

一般的に、ネットワークビジネスのイメージは悪いので、しっかりと理解していきましょう。

ネットワークビジネスのメリット

ネットワークビジネスの一番のメリットは、少ない準備金で、ビジネスがスタートできる点です。

登録料や年会費がかかるところもありますが、初期投資として1万円前後でスタートできます。

また、難しい専門致死も必要ありません。

主婦の方でも簡単の参入できますし、副業としてスタートすることも可能です。

コツコツ続けていき、大きなネットワークを作ることができれば、権利的な収入を得ることができます。

これは、いわゆる不労所得ですが、自分が働かずに収入を得るまでには、かなりの時間がかかるといっていいでしょう。

ネットワークビジネスのデメリット

ネットワークのデメリットは、なんといっても、世間のイメージが圧倒的に悪い点でしょう。

きちんと内容も確認しないままに、ネットワークビジネスはすべてねずみ講と思い込んでいる人も非常に多くいます。

少し話を聞くと、ねずみ講のように、自分から始まるネットワークを作っていく必要があり、どうしても、知人、友人などあらゆる人に声をかけていくため、嫌がられたり、面倒くさがられたりして、人間関係の悪化に繋がってしまいがちです。

更に、商品によっては、自分で購入をしなければいけないこともあります。

それは、自分の販売実績を維持しないと、自分より下位のネットワークの人がいる手前、都合が悪くなってしまうからです。

また、もう1つのデメリットは、本当に安定的に収入を得ることができるようになるまでに、相当な時間がかかるということです。

スタートしてから、すぐに収入が増え、成功できるとは思わないほうがいいでしょう。

有名なネットワークビジネス

ここで、有名なネットワークビジネスの会社を5つ紹介してきます。

聞いたことがある社名が多いと思いますが、それぞれの会社の特徴などを知っておきましょう。

アムウェイ社

先ほども少し紹介しましたが、日本で一番売り上げが大きい会社です。

日本国内だけでも年間1兆円ほどの売り上げがあるといわれる、世界的な企業です。

日本でトップの販売員は、中島薫氏で、年収は週十億ともいわれます。

実は、アムウェイの創業者は、アメリカの全米商会議所の会頭です。

日本でいう経団連のような団体ですので、アメリカでのアムウェイの影響力はかなり大きいことが想像できます。

ある程度年配の人は、アムウェイと聞くと、ネットワークビジネスだとわかるため、それだけで拒否反応を示す人も多いでしょう。

そのため、最近のアムウェイの入会者は、ネットワークビジネスのことをよく知らない、20代を中心に利用者が拡大しているようです。

ニュースキン社

ニュースキン社は、1993年ごろ日本に入ってきた、化粧品の販売を中心とした会社です。

東京の西新宿に本社を構え、売り上げが約400億円ほどです。

ニュースキン社は、数年に一度、プロダクトローンチという、新商品のプロモーションを行うことで有名ですが、これによって、定期的に販売員の収入アップのチャンスを作り、会社を盛り上げています。

ナチュラリープラス社

ナチュラリープラス社は、1999年創業の日本の会社です。

年商は200億ほどで、当初はブルーベリーを使った、目に良いサプリメントから始まり、今では、「イズミオ」という水素水が主力商品です。

ナチュラリープラス社は、2016年3月に消費者庁より、営業停止命令を受けました。

販売員の一部が、

「氏名を明らかにしない」
「契約に必要な概要書面を渡してない」
「病気が治るなどの薬事法違反」

という違法な勧誘行為をしたという理由からです。

このような事件があることが、ネットワークビジネスの悪い印象に繋がっている理由の一つかもしれません。

ニューウェイズ社

ニューウェイズ社は、2001年に正式に開業し、2015年に社名がモデーアに変わりました。

年商は170億円ほどです。

有名な販売員に、名倉正(なぐらただし)という人がいます。

名倉正氏の決め台詞である、

「アムウェイがネットワークビジネスの道を作り、ニュースキンが道を広げ、ニューウェイズがその道を通る」

というものがあります。

販売員は、この言葉に刺激を受け、やる気が出て勧誘活動に勤しんでいるとのことです。

モナビー社

モナビー社は、2005年にアメリカで創業、日本には2009年に入ってきた会社です。

アサイージュースをメインの商品とし、創業から10年未満で、10億ドル(約1000億円)を達成しました。

2015年7月にジュネス・グローバル社に統合されています。

有名な販売員に玉井暁(たまいあきら)という人がいます。20代で保険営業として成功し、その後、アムウェイの販売員としても、年収1000万円を獲得したという、営業のプロです。

パブリックスピーキングで、聞く人の感情を動かす能力が高く、ネットワークビジネスに興味がなくても、話を聞くだけでファンになる人も多いようです。

ネットワークビジネスで成功できない理由

ネットワークビジネスで、先に挙げた成功者のようになれる人は、ごくわずかといわれています。

実際に、月間ネットワークビジネスで紹介されている、ネットワークビジネスで収入を得ている人で、最も多い収入帯は、5万円です。

そして、実に成功者の暮らしに行き着く人は、400人に1人という割合です。

これは、実際に2000万円程の収入を得るために、どれくらいのグループを育てなければいけないかを考えると納得のいく数字です。

実際に、2000万円の収入を得るには、自分が直接紹介した人からできたグループで、月収30万円以上稼ぐ人が最低でも1人いるグループを、6グループ以上育てる必要があります。

そうすると、自分から生まれた消費者のグループが1200名ほど。

このように数字的にもとても難しい条件でも、成功者の生活を夢見て、ネットワークビジネスを始める人、続ける人は、いつの時代にも一定数は存在しているのが、現実です。

まとめ

ネットワークの仕組みや歴史、特徴などを紹介してきました。

一部成功者と呼ばれる販売員もいますが、実際にそこまでの収入を得ている人は少ないようです。

ネットワークビジネスの勧誘は、日常茶飯事的に行われているので、よく会社の中身や、仕組みを知った上で始めることをお勧めします。

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