現代病ともいえる決断疲れ。その原因と7つの回避方法をチェック!

現代病ともいえる決断疲れ。その原因と7つの回避方法をチェック!やる気

Facebook創設者の、マーク・ザッカーバーグ氏のトレードマークは、グレーのTシャツに、黒いパーカー。

Apple創設者の、スティーブ・ジョブズ氏は、製品発表の時の服装は、いつもお決まりだったそうです。

この同じ服装を貫いているというのは、仕事で高いパフォーマンスを発揮するための、大きな理由があるといわれています。

彼らが、重要な決断をしなければいけない時、集中して取り組まなければいけない時、決断疲れによって、高いパフォーマンスが出せないと、あれだけの大きな偉業は成し遂げられないでしょう。

仕事のミスが減らない、アイデアが湧いても、どれが適当か選択できない、資料の取捨選択に時間がかかるなど、このような仕事の悩みは、能力やセンスの問題でなく、もしかしたら、決断疲れによるものかもしれません。

知らないうちに蓄積されるという、決断疲れについて、詳しく解説すると同時に、これらを回避する方法も一緒にお伝えしていきます。

決断疲れとは?

私たちは、1日に最大35,000回もの決断をしているという結果が、ケンブリッジ大学の研究で発表されています。

朝起きて、夜寝るまで、

「今日は、何を食べよう」
「どんな服を着ようか」
「どの道を通って駅まで行こうか」
「この人になんと声掛けようか」

などなど、様々な決断を私たちは行っています。

その研究では、私たちは、言語、食事、交通といった事柄だけでも、平均20,000回以上も、選択という行動をしているとのことです。

歩く、座るといった、身体をどう動かすかについての決断や、会社や自宅で行っている決断まで含めると、最初にお伝えした、35,000回に及びます。

私たちの脳は、その決断をするたびにパワーを消耗します。

また、決断をせずに、放置しておく場合も同様で、決断する時まで情報を残しておこうと判断し、脳に記憶するために、メモリを割くために、パワーを消耗するようです。

たとえ、本人が意識的に考えていなかったとしても、潜在意識の中で、常に思考が繰り返されています。

このように、脳に疲れが蓄積されていくと、脳は決断をする際に十分な思考を行えなくなってしまいます。

その結果が、パフォーマンスの低下に現れたり、深刻な場合には、思考停止に陥ってしまったりします。

また、パフォーマンスの低下にとどまらず、衝動買いなどの、短絡的な行動にも陥ってしまいます。

よく、お店のレジの近くに、小さなお菓子屋ドリングが置かれているのは、たくさんの買い物をして、決断疲れをした人に、お店側がつい買ってしまうようにわざと並べているためです。

普段から、決断疲れを起こしている脳では、仕事はもちろんですが、日常の生活でも支障をきたしてしまう可能性もあります

そういうことがないように、その原因や対策を知っておきましょう。

決断疲れをしてしまう原因

決断疲れという言葉ができたのは、つい最近のことになります。

この原因を考えると、私たちの環境の変化に原因があるようです。

情報の多さ

原因の1番は、やはり情報の多さでしょう。

アメリカの調査会社によると、世界で生み出されているデータの量は、近年爆発的に増えているとのことです。

2000年時点では、64億ギガバイトだった、1年あたりのデータ量ですが、2013年には、4.4兆ギガバイトまで増えているということなので、現在の時点では、相当な情報が生み出されているということになります。

これには、スマホの普及もあって、毎日何気なく目にしているだけでも、私たちの脳は、その情報を読むかどうか、その情報が自分に関係あるか、必要かどうか、等、次々と処理を行っています。

情報に触れるだけで、決断疲れを起こしているといえます。

携帯電話

携帯電話から発せられる、大量のブルーライトも、決断疲れの原因となっています。

現代の日本人の9割は、平日に疲労感を感じているそうです。6人に1人は、デジタル機器を1日に8時間以上使用しており、デジタルライフによる疲労が、深刻な問題ともなっています。

特に目の疲れや、精神的な不安症状が起きることは、すでに分かっていることで、携帯電話を常に持ち歩く生活が、決断疲れを引き起こす原因といえます。

モノの多さ

先ほどお伝えした、情報の多さと同時に、モノが増えたことも、決断疲れを助長させる原因です。

たくさんの選択肢があったほうが、買い物にしても、ワクワクするのは確かです。

しかし、選択肢が多いということは、逆に買わないという選択も種類の数だけしなければいけません。

物が多いと、自由度が高くなったように感じますが、実は決断疲れを起こしているのです。

決断疲れを回避、回復させる方法

最初にお伝えした、ザッカーバーグ氏やジョブズ氏が同じ洋服を着ているのは、ズバリ、仕事における決断に力を入れるために、その他の生活における決断を、極力しないように最初から決めているからです。

このように、決断疲れを回避するために、または、疲れた脳を回復させるために、どうしたらいいのでしょうか。

たくさんのある中で、7つの代表的な方法を紹介しましょう。

メモを書いて忘れる

記憶として脳にとどめておくことは、決断疲れの原因の1つです。

覚えておかなければいけないことは、一旦メモを取って、忘れるということがおすすめです。

やらなければいけないことを、1つ1つ覚えておくのではなく、やることを書いたメモを作っておくことで、

何かあれば、メモを開けばいいという状態を作ることで、決断疲れを回避することができます。

例えば、スマホの画面に大量のアプリがあって、どこにアプリがあったかな、と探した経験はないでしょうか?

迷って、考えて、探す、という行動が、決断疲れを起こします。

整理をするためにも、1つのメモに残しておき、脳のメモリを使わないようにしておきましょう。

行動と思考を分ける

考えながら行動をすることも、決断疲れの原因です。

例えば、買い物に行く際に、買うものを決めてから行くのと、買い物しながら決めるのでは、決断疲れの差は大きいです。

また、買い物をしながら、夕食のメニューを決めることも、最終的にめんどくさいと感じるように、決断疲れによることが多いといえます。

行動と思考を同時にやるのは、決断疲れの大きな原因になります。

思考と行動を分けるだけで、意志の力は高まって、目標を達成できる確率は格段と上がります。

決断のルールを作っておく

スティーブ・ジョブズの洋服のように、毎日着る服を決めておくと伊野は、まさに決断のルールを作っておくということです。

何かを決断する回数を減らせば、決断疲れを避けることができます。

自分にとってそれほど重要でないこと、変化を必要としないことであれば、あらかじめ決めておくことで、決断疲れはかなり減らすことができます。

重要なことを先に決断する

私たちの脳は、朝のほうがリセットされていて、生産性が高いといわれています。

事務作業は午前にしたほうがいいとか、最近では、「朝活」というように、朝から自分のための勉強や運動をする人が増えているのは、そのためかも知れません。

このことを考えると、重要なことは、優先して先に決断することが、より高いパフォーマンスを出すための秘訣といえるかもしれません。

後で判断する決断を減らす

先ほどお伝えした、一旦メモして忘れる、ということに似ていますが、今判断できることは、すぐに決断してしまうということは、後で再度決断することよりも、決断疲れを回避することができます。

脳の思考としては、決断しようとする、今できないから後で考えると決める、また、同じ決断をしようと考える、といった風に、同じことを2回考えることになりますので、脳が一気に疲れてしまいます。

できる限り、判断しないといけない場合にあったら、その場で判断することが、脳のメモリの無駄使いにならずに済むでしょう。

モノを選ぶ選択肢を減らす

少し前に、「断捨離」という言葉が流行しました。

これは、選択肢を減らすということで、決断疲れを回避する方法の一つです。

これは、情報や選択肢が多くなってきているため、普通に生活していても、精神的に疲れるため、できるだけ選択肢を減らしていくことです。

1つのモノがあるだけでも、そこからいろいろな思考に繋がっていきます。

部屋が散らかっていると、集中できないのと同じで、目に入る物自体を減らすことだけでも、決断疲れを回避することができます。

こまめな休憩

最後に大切なのは、こまめに休憩を取ることです。

最近では、職場でもこまめに休憩を入れる会社も増えています。

昼休みの後に、少しの時間昼寝をする人も多いようです。

午前中の決断疲れをリセットさせる効果を狙ってのことでしょう。

昼間の仮眠も効果はありますが、やはり1番効果があるのは、夜の睡眠をきちんととることです。

最近では、寝る前にスマホを見ない時間を取ることが、大切という人も多いようです。

まとめ

決断疲れとは、少し前まではこのような悩みは私たちにはなかったかのように思います。

その原因とされる、情報量の増加、スマホの普及は、生活が便利になる一方、この決断疲れという症状の他にも、私たちの生活に悪い影響も及ぼしています。

対策にもあるように、ある一定のルールや、きちんとした休息をとるなどして、気持ちよく過ごせる環境を、自分たちで作っていきたいものです。

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